アブダビ国際空港~ヒースロー空港(イギリス)/エティハド航空(EY11)ビジネスクラス

フライト

パプアニューギニアからイギリスまで往路最後のフライトとなるアブダビ~ロンドンまでの移動。エティハド航空のビジネスクラスの深夜便を利用した時の話。

深夜便のサービスはミニマム

乗客でごった返す搭乗ゲート

今回のフライトはアブダビ午前2時20分発、ロンドン・ヒースロー空港6時45分着の7時間25分のフライト。1時35分に搭乗が開始されるが、搭乗ゲートは乗客で溢れかえっており、座席どころか立っているスペースを見つけるもの困難なほど。

アブダビ国際空港の施設内はそれほどクーラーが効いておらず、ごった返す乗客の熱気で蒸し暑さを感じる。一刻も早く機内に逃げ込みたかったのに、搭乗後の機内は空調が機能しすぎているせいか、寒さに襲われる。

今回の使用機材はAIRBUS A350-1000、ビジネスクラスは1-2-1席の配列。

ビジネスクラスの配置

マニラからアブダビに搭乗した際は、進行方向に向かい、右側の最後尾の座席を指定したが、今回は最前列の5Kを指定。結論から言うと、最後尾の座席の方がよい。第一の理由は、この便にはファーストクラスの設定はなく、ビジネスクラスの最前列の先にはギャレーがあり、キャビンアテンドが食事を準備している音が響く。次に、トイレが座席の目の前ということで、水を流す音も響く。おまけにトイレの順番待ちをしている乗客が座席の横に立っているので、シート横の扉を閉めても、上からのぞき込まれる。漫画喫茶の個室を上から覗きこまれるように。せっかくのビジネスクラスの利用にも関わらず、プライバシーが侵されているような気分になる。

ビジネスクラスのシート

マニラからアブダビのフライトは、一部の座席が進行方向と反対側に設置されていたので、ほかの乗客と面と向かって視線がぶつかることがあったが、このフライトはすべての座席が進行方向に向かって設置されているのでそういうことは起こらない。

ウェルカムドリンク

このフライトのビジネスクラスは満員御礼。飛行機は2時5分にすべての乗客の搭乗が完了し、2時37分離陸。

深夜便ということもあり、夜の食事サービスは提供されず、Movie Snacksと称して、映画鑑賞のおつまみとして、ホットドックやステーキサンドウィッチなどを個別に注文できるようになっていた。

スナックメニュー

ビジネスクラスに配備されていたアメニティキットは、マニラ~アブダビの便と同じくACQUA di PARMA社のもの。

機内の薄暗い照明では、ポーチの色も同じに見えたが、後日、明るい場所で2つのポーチを並べてみると色違いであったことが判明。

熟睡の果てにアラームに気づかず

体内時計はまだ朝の8時だが、ロンドンに到着するのが現地時刻の早朝のため、時差調整もかねてスナックをあきらめ就寝。寝過ごすと困るので、念の為、携帯のアラームをセット。

シートは180度フラットになるので快適に眠りにつくことができ、耳栓をして熟睡したせいか、セットしたアラームが鳴り響いているのにも気が付かず。最終的にはキャビンアテンドの方に肩を叩かれて、ようやく目が覚め、慌ててアラームを止める。

目が覚めたのを機に、朝食のサービスがスタート。事前に注文しておいたフレンチブリオッシュが運ばれてきた。カスタードクリームの甘さとベリーソースの酸味が調和して、小さめのサイズだが2枚のトーストをペロっと平らげる。クロワッサンにも期待が高まったが、こちらはオレガノがまぶされ、スパイスの効いた味わいだが、サクサク感は全く残念な食感。

飛行機から見えたロンドンの街並み

食事を終えると、もう間もなく着陸態勢に入る。窓のブラインドを上げると朝日に照らされたロンドンの街並みが飛び込んできた。夏でもどんより曇り空のことも多いイギリスだが、ここまでクリアにロンドン市内が上空から見渡せるのはラッキー。テムズ川の流れに、ロンドンブリッジ、ロンドンアイ、O2アリーナなどロンドンの名所が確認できた。

予定より少し早い6時20分にロンドン・ヒースロー空港に到着。深夜便ということでサービスは最小限だったが、それでもロンドン到着直後から活動できるように十分に休めたフライトであった。

ANAマイルの獲得数は?

今回のエティハド航空のビジネスクラス、Dクラスのフライトで4,260ANAマイルを獲得。夢のマイルでファーストクラス搭乗にまた1歩近づいた。

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