イギリスで楽しむ3つの事

イギリス

イギリスでの休暇中、基本的には予定をあまり詰め込まず、のんびりと過ごす計画の中で、これだけは欠かせないとあらかじめスケジュールに組み込んだ3つの事を紹介する話。

ミュージカル

Wickedが上演されるロンドンアポロヴィクトリア劇場

ロンドンの娯楽の1つと言えばミュージカル!座席によってはお手軽なチケットもあり、楽しまない手はない。今回の滞在中、「Wicked」「Moulin Rouge」「Les Misérables」「オペラ座の怪人」の4公演を事前に予約。後者の2つは、以前に観賞したことがあったが、友人の希望もあり、2度目でも見てみたいと思える演目。

「Wicked」と「Moulin Rouge」は、どちらもストーリーが簡潔で、予習しなくても十分に楽しめる内容。

「オペラ座の怪人」は、日本での劇団四季の公演を含めると3度目となったが、それでもまた感動させられた。この演目を見た後の数日間は、ミュージカルのサウンドトラックを思わず口ずさんでしまう。

「Les Misérables」も、友人とともに楽しみにしてたが、ミュージカル当日に鉄道のストライキが予定されていることが判明。劇場までたどり着くことは可能だったが、公演後、宿まで戻る列車の運行がないことが判明。夜行バスという選択肢も考えたが、時間も遅くなるということで断念。仕方なくキャンセル。

Moulin Rougeの舞台

ミュージカルのチケットはすべてHeadoutのサイトから購入。クレジットカード決済後、送られてくるQRコードを劇場の入り口で提示すればOK 購入したチケットは基本的には払い戻し不可となっていたが、公共交通機関のストライキの場合は、払い戻しができるということが判明。

Whatappでカスタマーサービスとやりとり。待たされる間に、勝手に自動チャットに切り替わってしまうなど、苦闘したものの、鉄道のスト告知文書を送付したら無事にキャンセル、数日後には支払ったクレジットカードに返金手続きがされた。

ミュージカルを見る度に、ステージに立つまでに役者の方たちが積み上げてきた努力、それに加えて役を勝ち取るチャンスに恵まれたこと、そして舞台で輝いている姿は、どの演目でも感動を与えてくれる。それゆえに、ロンドンに来た際にはミュージカル鑑賞は欠かせない。

鉄道旅

旅情を掻き立ててくれる鉄道のターミナル

日本に住んでいれば、鉄道旅は特別なものではないかもしれない。しかし、現在の居住地であるパプアニューギニアには鉄道が整備されておらず、鉄っちゃんと自負できるレベルでもないが、列車を見るだけでテンションが上がった。おまけにイギリスは鉄道発祥の地。

日立製作所の車両

今回の滞在中、ロンドンからオックスフォードに向かう際、バスではなく鉄道旅を選択。Great Western Railwayの車両は日立製作所が手掛けたもの。鉄道発祥の国で、日本のメーカーの車両が走っていることに少し誇らしげな気分になる。

車両自体が新しいせいか、緑を基調とした車内はとっても清潔感が漂い、快適な鉄道旅。お手洗いも広々としており、文句なし。

長距離列車以外にも、ロンドンに出かけた際には地下鉄を移動に活用し、鉄道の便利さを存分に味わった。

青々とした芝生でピクニック

The Green Park

真夏でも太陽に恵まれるとは限らないイギリスの気まぐれな天気。それゆえ晴れ間がのぞいたときには、青々とした芝生の上でのんびりとするのがとっておきの贅沢。ちょっとしたスナックやサンドウィッチ、飲み物を携えて。

大都市ロンドンでは、地下鉄やピカデリーサーカスなどは人混みに飲まれそうになることもあるが、それでも中心部に広々とした公園が整備されているのが素晴らしい。

日光浴を楽しむ人、読書をする人、会社の休憩時間に昼ご飯を食べて過ごす人、それぞれが思い思いに公園を利用している。ランチを食べて足早にオフィスへ戻ろうとする人たちを横目に、しばらく芝生に横たりのんびりとできるのはなんと贅沢な休暇だろうか。この整備された芝生はイギリスらしさの1つでもあり、イギリス滞在中にピクニックも欠かせない。

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