マレーシア航空のゴールデンラウンジで出発までくつろいだら、いよいよ日本に帰国するための便に搭乗。早朝便ということもあり、ほぼ寝るだけとなってしまったクアラルンプールから成田までANAのフライトの話。
保安検査は搭乗ゲート手前
チェックインを済ませ、出国のイミグレーションの列に並ぶ。早朝というのになかなかの混雑具合。多くの空港の場合、この出国手続きの前後に保安検査が実施されるが、クアラルンプール国際空港のターミナル1では、出国検査後、手持ちカバンのみX線検査が実施され、他の保安検査がない。
一瞬、搭乗までの順序を間違えたような錯覚に襲われるが、やはり保安検査らしきところはない。そのままバスに乗って搭乗口まで移動。
ここでようやく搭乗口のまさに手前で保安検査場を発見。搭乗直前にチェックするスタイル。ごくまれに、出国手続き前後に保安検査を実施して、搭乗口手前でも再度、チェックがあるケースがあるが、今回は直前まで保安検査らしきものがなかったので、戸惑った。
保安検査はもうないと思ったので、残念ながら持っていたペットボトルの水は没収の憂き目に遭う。
閑散期?空席目立つエコノミークラス
今回のフライトは、クアラルンプール8時発、成田15時40分着の6時間40分のフライト。7時30分に搭乗手続きが開始される。さすがANA、定時運行への強い姿勢が感じられる。
エコノミー席は2つの通路を挟んで3-3-3列の配席。
年末年始が終わり、春節までの間の時期のせいか、それともクアラルンプール-成田間は人気路線ではないのか、エコノミークラスの搭乗率は50-60%といった印象。往路の成田~クアラルンプールのフライトもエコノミークラスは空席が目立った。
隣の3席がすべて空席だったので、そちらに移動を希望する旨キャビンアテンダントに伝え、了承を頂く。
早朝5時に空港に到着するように早起きしたせいか、着席するなり眠りに落ちてしまい、飛行機が離陸したのに気づかず。
機内食の味付けは東南アジア基準
マレーシア滞在時、体の調子が思わしくなく、1週間近く寝込んでしまった上、胃腸の調子も相変わらず。ということで、今回はビーガンメニューを事前に指定。
離陸からどれくらいの時間が経ったのかは不明だったが、8時50分ごろに機内食のサービスが開始される。ビーガンメニューのメインはポテトのカレー風味とマッシュルームのトマトソース和え。このマッシュルームの味わいは問題なかったが、ポテトは塩が効きすぎるている印象。東南アジアのケータリングサービスなので、味付けが濃いのかもしれない。
食事の後は、空席を利用して横になって休む。気が付けば3時間も熟睡していた。さすがに寝すぎたかもしれないという考えが頭をよぎったものの、まだ眠気が十分に取れていないような気がしたので、再び休む。
いつの間にか軽食のサービスの提供が終わっており、後からキャビンアテンダントの方が、ビーガンバーガーを運んできてくれた。
ビーガンメニューなのであっさりと食べられるかとおもいや、激辛。辛い物が苦手なので、チリオイルの辛さに舌が悲鳴を上げる。パプリカにその辛さを抑える役目を期待するが、オイルが染み込んでおり、口の中がピリピリ。
最初の機内食といい、味付けが東南アジア基準で、日本人の乗客には少し強いような印象。
食事を取った以外の時間はほぼ寝ていたが、その間にも飛行機は順調に航路を進み、定刻通り成田に到着。さすがANAの定時運行。
2,341ANAマイルを獲得
今回のクアラルンプール~成田までエコノミークラス(S)で、加算マイルとボーナスマイル合わせて2,341マイルを獲得。プレミアムポイント2,508ポイントも別途獲得。夢のマイルでファーストクラスにまた一歩前進。