日本一時帰国のための移動は、まずはコパ航空を利用してコロンビアからパナマを経由しメキシコまで。飛行時間もそれほど長くない上、日中の便なのでエコノミークラスで予約。まだまだコロナ禍の情勢が予断を許さないので、万が一の事態に備えて、キャンセルや予約変更がしやすいようにコパ航空のサイトからチケットを直接予約・購入。搭乗約2か月半前の1月中旬でコロンビアからメキシコ間のエコノミークラスの料金は1,320,090コロンビアペソ。年度末に向けて円安が進行したが、購入時のレートでは約38,883円。
コロンビアからパナマは安定の定時発
今回の日本への旅は、メキシコまでがコパ航空、メキシコから日本まではANAを利用。後者はマイルを使っての特典航空券を利用したため、メキシコで一旦入国して、新たに搭乗手続きが必要となる。そのため、メキシコまで遅延や運航便のキャンセルが発生しないかが気がかり。
そんな時は、多少乗り継ぎの待ち時間が長くなっても、時間に余裕を持たせて早朝便を選択。コロンビア(カリ)午前6時58分発。カリの空港のチェックインカウンターは早朝は混雑していないので助かる。前回のブラジル旅の際は、パスポートと航空券以外に、コロナに関する書類を提示しなれば、チェックインカウンターに進めなかったが、メキシコまでは特に書類が不要のため、今回はスムーズに進めた。
この空港ではビジネスクラス利用客及びスターアライアンスのゴールド向けのファストトラックを用意していないので、他の乗客と一緒に並ぶ。とは言ってもわずかな時間。日本から色々と詰め込んで帰ってくるために、スーツケース3個を預入。
予約時に、預入荷物は1個を選択してチケットを購入したが、スターアライアンスのゴールドステータスを利用すると、エコノミークラスでも3個まで無料となった。
コロンビア6時58分発。飛行機がよく遅延するコロンビアだが、早朝の国際線、特にコパ航空はこれまで利用した経験では、遅延はなく非常に信頼のおける航空会社。今回も、定刻通り出発。
コロンビア~パナマ間は満席。飛行時間は1時間32分ほどの短い国際線。飲み物とスナックが提供され、機内のサービスも少しずつコロナ前に戻りつつある。ほぼ定刻通りパナマに到着。
パナマ空港のラウンジはシャワー利用再開
パナマでの乗り継ぎ時間は約3時間。
早朝フライトのため、すでに疲れが。ラウンジで休憩。
前回利用した2021年の8月より明らかに利用客の数が増えている。コロナの情勢が少し落ち着きを見せ、観光客やビジネス客が戻りつつあるということなのだろう。コパ航空のラウンジは、まだ食事の提供は実施しておらず、飲み物とスナック菓子・おつまみの提供のみ。
しかし、前回は使用中止となっていたシャワーブースの利用が再開されていた。
パナマからメキシコは約4時間のフライト
コロンビアからパナマの移動と同様に窓際の席を予約。隣はまたも同じ乗客で、パナマまではほとんど寝ていたため、会話するチャンスもなかったが、どこまで行くのか等々世間話に花を咲かせる。
飛行時間は4時間ほどなので映画1本は観れるだろうとラインアップをチェック。気になっていたペルー映画「名もなき歌」があったので選択。すると、この隣の乗客のおばさんも私も映画を観たいからタッチパネルを操作してと頼まれ、言語などの設定を済ませてあげる。
何かおすすめの映画は?と聞かれ、おすすめはないけど、今からこの気になっていたペルー映画を観ると伝えると、じゃ私もとなぜか2人で同じ映画を観ることに。しかし、この映画は子供を連れ去られた若い母親を中心とした80年代のペルーの田舎の物語で、少々内容が重い。
そのせいか、同じ映画を観ると言ったときは張り切っていたおばさんも、終盤は映画をそっちのけで眠りに落ちていた。
映画を観ていると機内食のサービス。ご飯に肉とシンプルな内容だが味は可も不可もなく。チョコレートケーキも特筆すべき点はなし。唯一、このコパ航空のシンボルカラーとみられる青に合わせたフォークとナイフがプラスチックだったのが気にかかった。
プラごみ削減が問題となっている中、コパ航空はどのような行動を起こし、その一環としてこのプラスチックフォークとナイフをいつ代えていくのだろうか。
メキシコまでもほぼ定刻通り到着。隣のおばさんは私はメキシコで降りるから、この先はもう同じ飛行機にはならないわと冗談を言って笑顔で座席を後にしていった。
飛行時間や日中の移動という点を考慮すれば、エコノミークラスでも十分に快適に移動できるのがコパ航空のコロンビア~メキシコ間のフライトだ。
今回の移動ではパナマからメキシコまでの移動に対しANAのマイレージが754マイル加算された。