次の赴任地となるパプアニューギニアまでのフライトは、シンガポールからパプアニューギニアに向かうのではなく、フィリピンを経由することに。フィリピン-パプアニューギニア間の航空券は、シンガポール-パプアニューギニアより割安のため、経費削減のためにこのルートが指定された。
搭乗ゲート前でX線再検査
前日の深夜便で日本からシンガポールに移動したため疲労感が抜けないが、シンガポール-フィリピン間のフライト時間は4時間弱なのでもうひと踏ん張り。
マニラ行きの飛行機はチャンギ国際空港のターミナル2から出発。搭乗ゲート前でX線の再検査。セキュリティ上の問題で仕方ないが、長蛇の列。8時には係員の誘導によって検査が開始され、乗客が搭乗ゲートの待合席へと進んでいく。
この場合、X線検査を通過した先にはトイレがないのが難点。トイレに行くには、待合スペースを抜けて、戻って来る際にはX線の再検査が必要となるので煩わしい。よって、待合席が少なくなることを覚悟の上、搭乗開始時間近くにX線の検査を済ませる。
さすがのシンガポール航空 定時出発
搭乗ゲートでX線検査のある便は、搭乗手続きに時間を要するため、出発が遅れることがしばし発生するが、さすがのシンガポール航空、9時15分の定刻出発。
エコノミーの座席は3‐3‐3列の配置。見渡す限り、エコノミークラスは満席。航空需要の戻りが顕著だ。
ベジタリアン朝食で軽めに腹ごしらえ
欧米便と比べると、日本からシンガポールに移動した際の時差ボケはほとんど生じないが、それでも前日に深夜便で移動し、疲労が残るため胃に負担をかけないようベジタリアン朝食を事前にオーダー。
通常の朝食に先がげて配膳されるのは非常にありがたいのだが、飲み物はカートが来るまで待たないといけないでが難点。食事の事前オーダーあるあるの1つ。
ベジタリアンメニューは目玉焼きに豆、ジャガイモとポテト。ベーコンやソーセージは深夜便後の乗り継ぎの身の胃には重いので、賢明な選択だ。豆の味付けは少々辛めだったが、ボリュームもほどよく完食。
午前中というのに、疲れのせいか食事以外の時間は眠りにつき、機内のエンターテインメントを楽しむこともなく、予定通り3時間50分のフライトはあっという間に過ぎ、マニラに到着。
今回のフライトできたANAマイルは1476マイル。