今回の旅(2022年8月)では、スイスからクロアチア、スイスからトルコに向かう際にチューリッヒ国際空港のスイス航空のラウンジを利用。ナショナルキャリアであるスイス航空の本拠地でもあるので、豪華さに期待していたが、無駄のない空間デザインで質実剛健という印象。
Senator とBusinessの違いは?
ラウンジの入り口はSenatorとBusinessに分かれており、搭乗する座席クラスおよび、航空会社の会員ステータスによって利用できる場所が異なるようだ。
今回の旅では、それぞれのラウンジを利用してみたが、Businessの方が格式が高いような印象を受けるものの、実際には内部の空間は分離されていても、提供される食事や飲み物、椅子などの設備には大きな違いはなかった。
チョコレートムースが絶品
食事サービスはコロナ禍の制限はもはや受けていないようで、乗客が自由に食べ物をピックアップでき、温かいメニューは、スタッフに希望を伝えればお皿に盛りつけてくれる。
スイスらしくブリーやアルプスといったチーズに目が移る。一緒に食べるパンの種類も豊富でヨーロッパにいることを実感させられる。
そして、スイスと言えばチョコレート。スイス航空のパッケージがされた小さなチョコレートもなかなかの美味だったが、デザートコーナーに置かれていたチョコレートムースが絶品。
チョコレートのほか、Movenpickのアイスクリームケースまで設置されている。デザートは別腹と言い聞かせて堪能。
食べ過ぎた後はSilent Areaで休息
時間帯によってはラウンジも混んでいたので食事を済ませた後は、Silent Areaに移動。食べ物の持ち込みは禁止。ホテルのロビーのような空間には、横になれるようなソファもあり静かにくつろぐのには最適な場所。出発までの最後の時間を過ごす。
スイス航空のラウンジは、豪華な印象は全く受けないが、必要なものは無駄なく提供するというホスピタリティが感じられる空間。物価高のスイスにおいて、出発前に食事を摂れるのはありがたい。今回は利用しなかったが、シャワーも完備されている。