友人家族とカオラックでドイツ式のバケーションを過ごして別れた後、プーケットに移動。カオラックではリゾートから一歩も出ずに、のんびりした状態だったので、プーケットでは少しアクティブに色々な場所を巡りながらも、ゆっくりとした休暇を過ごす話。
ビーチ
5月に入り、プーケットにも雨季が近づく季節になったが、滞在中は好天に恵まれた日々が続き、照り付ける太陽がビーチへと向かわせる。
プーケットにはいくものビーチが点在しており、当初は毎日違うビーチを訪れようとも考えていたが、日中のあまりの暑さに、結局は民泊近くのパトンビーチでくつろぐことが多くなり、1度、気分を変えるために近くのフリーダムビーチまで足を伸ばした。
フリーダムビーチまではパトンの中心部からバイクタクシーで向う。配車アプリGrabを使って、行きは66バーツ(=約280円)、帰りは山を登った先にあるビーチで、タクシーが手配できるか不明だったが、同じくGrabでバイクタクシー 71バーツでパトンまで戻って来ることができた。
フリーダムビーチは入場料として100バーツ(=約425円)支払わなければならないが、こじんまりとした湾に広がるビーチは、水の透明度も高く、バトンのビーチの喧騒から少し離れてみたいときには最適。
波の音に癒されながら、読書をしたり、午後の昼寝をしたり、ビーチで過ごす時間は何とも贅沢。気を付けたいのはクラゲ。地元の人によると、毒性はないものの今回の滞在中、ビーチであちこち見かけ、一度足を刺されてしまったが大事には至らず。
プーケットと言えばビーチだが、時には日光が強すぎて、外を歩くのが億劫になってしまうことも。そんな時は、コンドミニアムのプールでリラックス。プーケットのコンドミニアムの多くには、プールが備わっており、Airbnbで予約したコンドミニアムにはルーフトッププールがあり、滞在中、水平線を遠目に眺めながら、プールでのんびり。
旧市街散策
タイの島に来たのだからビーチ三昧というのも悪くはないが、時には気分を変えて島の旧市街を散策するのもお勧め。プーケットのオールドタウンには、歴史情緒が感じられる建物に、その空間を活かしたカフェやブティック、ギフトショップが立ち並び、カラフルな色の移り変わりが楽しませてくれる。
ビーチ界隈で見かける観光客とは少し違って、インスタ映えスポットを探しながら、散策している観光客の姿が目立つ。
気になるスポットを巡りながら、歩き疲れたらカフェで一息しながら時間を過ごせる。
足つぼマッサージでリラックス
歩き疲れた体をリラックスするために利用したいのが足つぼマッサージ。プーケット島には星の数ほどのマッサージ店があり、ホテル内の高級スパから街角の格安マッサージまでピンキリ。
プーケット滞在中はほぼ毎日足つぼマッサージに通う。料金は路面店のマッサージ店で1時間180B~300B(=約765円~1,280円)が相場。時折、かっさ棒を使ってツボを刺激してくれるのがなんともたまらない。ほとんどのセラピストが真面目でしっかりとした技術を持っており、1時間みっちりとマッサージしてくれる。一度だけ外れのセラピストに当たってしまい、指圧が弱くただ撫でているだけ、かつ40分そこそこで終了という内容だった。この時はさすがにチップは払わず。
ほとんどの路面店のマッサージ屋さんは深夜まで営業しているので、1日の最後に体の疲れを癒すのにぴったり。
タイ料理
プーケット島に限らず、タイに来たら外せないのがローカル料理を楽しむこと。残念ながら、辛い物があまり食べられないので、タイ水準の香辛料レベルを和らげてもらう必要があるが、それでもパッタイやグリーンカレー、トムヤムクンなど毎日でも食べたくなるタイ料理がある。
今回は、特にシーフードグリーンカレーにはまってしまい、昼食と夕食、1日に2度食べてしまった日もあったが、さすがに胃が重くなったので、それ以降はお昼だけ、夜はパッタイで少し軽めに済ませるようにした。
少しピリ辛な料理にビールというのも絶妙なコンビネーションだが、やはり南国のフルーツを楽しまないわけにはいかない。一番のお気に入りはマンゴーシェイク。ほとんどの店で砂糖かシロップを入れているので、それを抜きにしてもらうよう注文。それでも熟したマンゴーの果肉から出る糖分で十分な甘さが口に広がり、香辛料でピリピリとした口の中の刺激を和らげてくれる。
ドラゴンフルーツシェイクも日本では沖縄の離島を除いて、あまり見かけないので、この機会に楽しみたいところ。しかし、このシェイクは砂糖抜きにすると、体によさそうな味わいしかしないので、口の中の辛さを和らげるというより、水分だけを補給しいたいときに注文。
ナイトライフ
プーケットのナイトライフの中心はバングラ通り。バンコクでいうところのカオサン通り。
クラブからストリップショーまで夜の街のすべてがこの通りに凝縮されていると言っても過言ではない。客引きが間髪を入れずに声をかけてくるが、あまりしつこくはないので、興味がなければはっきりとその意志を示せば特にトラブルにはならない。
プーケット滞在中、友人のブラジル人の幼なじみが偶然にも同じコンドミニアムに宿泊していることが分かり、一緒にバングラ通りに繰り出す。どこかでビールを1杯くらい飲めればいいと思っていただけだが、この連れとなったブラジル人のテンションが上がり、結局朝2時までライブハウスやバーなどを巡りながら、お酒を飲む羽目に。おかげでプーケット島のナイトライフを存分に楽しむことができた一夜だった。
タイ・プーケット島では数多くのアトラクションが、様々なタイプの観光客を魅了してくれる。