ハワイに暮らすように旅する 自然に癒される滞在中のルーティーン

アメリカ

1週間ほどのハワイ旅行。初めての訪問ということもあり、名所やグルメなどあれもこれも楽しみたい欲望がないわけではないが、予定をたくさん詰め込むより、のんびりとハワイに暮らしているようにリラックスしながらステイを楽しむ。そんなハワイ滞在中のルーティンを紹介する話。

朝はビーチ沿いの散歩でスタート

釣り人とダイヤモンドヘッド

11月のハワイは、日が照る日中はかなり暑く感じるので、あまり激しい運動には適さない気候。日が昇り始める朝は、比較的気温も落ち着いているので、散歩にはちょうどよい。

滞在しているコンドミニアムから海までは文字通り目と鼻の先の距離。これはビーチ沿いのロケーションを活かさない手はない。

ブラジルやイギリスで暮らしていた時は、住んでいたアパートがビーチから近かったので、海沿いをよく散歩しては、家を持つなら絶対に海の傍と心に決めたが、まだその目標は実現されていない。おまけに、今の居住地のベネズエラは山岳地帯なので、海とは無縁の生活。

ビーチではモーニングヨガをする人の姿も

ワイキキのビーチ沿いは、平日でも朝からジョギング、犬の散歩、ビーチバレーやヨガなどアクティブに活動している人たちが結構いるので、人気のなさからくる治安の不安はそれほど感じず。外は明るくなっても、まだ山の反対側に太陽が隠れている内は、ワイキキの中心部は心地よい涼しさが漂う。

ダイヤモンドヘッド越しに朝日が昇る瞬間

コンドミニアムからカピオラニ公園(Kapi’olani Regional Park)に向けて歩いていき、公園に着くころには、ダイヤモンドヘッドから朝日が姿を現すというのが、滞在中の定番になった。

この公園からは、視界を遮るものがないく、美しいダイヤモンドヘッドの全体像が眺められるのもお気に入りポイント。

幸運なことに、1週間快晴の日々が続いたので、毎日、日の出の瞬間を味わうこができた。

朝日に照らされる木々

日が昇ると、ワイキキビーチ沿いの木々にもその灯りが照らされ、1日の始まりが告げられているようだ。ハワイのビーチ沿いは、ユニークな姿の樹木が立ち並び、海の青と緑のコントラストにも癒される。

美しい景色が散歩に駆り立ててくれ、滞在中は朝の運動から快適な一日をスタートさせることができる。

散歩の後はテラスで朝ごはん

テラスでの朝食

散歩からコンドミニアムに戻ると、シャワーを浴びて朝ごはん。

滞在したコンドミニアムのオーシャンビュー・テラスをフル活用。パン、フルーツ、ヨーグルト、目玉焼きにコーヒーと、食べ物自体はスーパーで購入したシンプルなものだが、目の前に広がる水平線が贅沢な朝食時間を演出してくれる。

ゆっくりと朝食を摂りながら、その日のプランについて家族で話し合う。

普段の生活なら10分ほどの朝食時間も、この景色をしてすれば、必然的に長引く。時間がかかるというよりは、ゆったりできているという感じ。

テラスでサンセット鑑賞

テラスからのサンセット

ハワイ滞在中は、日中に外出してコンドミニアムに戻ってきたのは日が暮れてからという日もあったが、何日かは午後の時間帯を滞在先でのんびり過ごしたこともあり、テラスから美しいサンセットを鑑賞することもできた。

天気によっては、日没の姿がくっきりと見えないこともあったが、海に沈んでいく太陽に一日の終わりを感じられるのは贅沢な時間。以前、友人から新婚旅行のハワイ土産で頂いた品を思い出させる燃えるようなオアフ島の夕空に感動。

こうして滞在中は、ハワイの自然を存分に身近に感じるべく、ビーチ沿いの散歩で1日をスタートさせ、テラスで海を眺めながらの朝食、1日の終わりには、再びテラスでサンセットに思いを馳せるというのが、定番のルーティーンに。のんびり滞在だからこそできる、リラックスした時間に癒されるハワイ旅行。

タイトルとURLをコピーしました