居住地パプアニューギニアに戻る最後のフライト。経由地のオーストラリア・ブリスベンからパプアニューギニアの首都ポートモレスビーまではニューギニア航空を利用。今旅最後のフライトの話。
搭乗口でボーディングパス発券
ニュージーランドのクライストチャーチでチェックインした際、荷物は最終目的地のパプアニューギニアの首都ポートモレスビーまで運ばれるが、ブリスベンからポートモレスビーはアライアンスの異なるニューギニア航空の為、この区間のボーディングパスの手続きはできず。乗り換え地のブリスベンで手続きが必要となる。
ブリスベンに到着した際、次便の乗り換えまでまだ時間があったため、搭乗口もモニターに表示されず、ニューギニア航空の地上係員も見当たらなかった。
出発1時間前になってようやく、搭乗口に係員が姿を見せる。Eチケットを提示して、ブリスベンからの搭乗券を発券してもらう。通路側の希望も聞き入れてくれた。
今回のニューギニア航空のフライトはブリスベンを午前10時40分発、ポートモレスビーには午後1時50分着の3時間10分のフライト。使用機材はボーイング767JET
プレミアムエコノミー?足下スペースが半端ない!
10時25分、搭乗開始。ビジネスクラスは1-2-1席、エコノミークラスは2-3-2席の配列。
赤茶色の首もたれに青色のカバー、この配色を見ると妙に懐かしさを覚えるのは、パプアニューギニア拠点に馴染んてきた証拠だろうか。
パプアニューギニアからオーストラリアへは出稼ぎや留学など、交流が盛んなので満席を予想したが、ぽつぽつと空席が目立つ。
窓際希望と伝えた座席は、なんと足を伸ばしても、前の座席に届かないくらいの広いスペースが割り当てられた席。この便にプレミアムエコノミー席はないが、座席スペースの広さはその水準に匹敵する。今旅最後のフライトで幸運が待っていた。
その広いスペースの代わりと言っては何だが、座席前方のスクリーンは設置されず。本日は、早朝便からスタートしているので、エンターテイメントより足を伸ばして休めるスペースの方がありがたいので丁度よい。
定刻より少し遅れて10時50分に扉が閉まる。離陸の順番待ちの為、しばし待機するとの機長アナウンス。
ニューギニア航空最後の国際線?
機長アナウンスの後、寝落ちしてしまい、気が付いたら飛行機は既に雲の上だった。
出発から1時間30分後、機内食のサービスがスタート。
ニューギニア航空はオンラインチェックインができず、かつ事前の食事オーダーサービスはないようなので、そのまま注文を取りに来たキャビンアテンドに鶏肉か牛肉かの希望を聞かれる。
今回のフライトはチキンをチョイス。ご飯に野菜、キヌアの入ったサラダ。ニューギニア航空の機内食だが、ケータリングサービスはオーストラリアで積み荷をしているので、パプアニューギニア発の便の機内食と比較すると、クオリティが高い。
味もまずまずで、オーストラリア発の便ということで、赤ワインも頂く。朝から始動しているせいか、1口で気分がよくなり、ちょっと調子に乗って2杯も頂いてしまう結末に。
仕事の任期を考慮すると、ニューギニア航空を利用するのも最後の機会になるかもしれないと思い、ちょっぴり感傷的になる。
スクリーンはなかったが、機内エンターテイメントでJ-popが聞けたので、宇多田ヒカルの曲などでその感傷的な気持ちをなだめる。
午後1時56分ポートモレスビー着。離陸は定刻より遅れたが、到着時刻はほぼオンタイム。2週間ほどのニュージーランド旅が終わりを告げた瞬間。