ベネズエラでチョコレートハント 意外とリーズナブル⁉高級チョコレート 

チョコレート

ベネズエラの首都カラカスに引っ越して数週間、生活も少しずつ落ち着き、周辺環境のリサーチに。同僚からはどこそこの日本食レストランが評判といったお勧めを頂くが、日本食はさておき、大好きなチョコレートハントを開始。以前のブログ記事で紹介した通り、ベネズエラは高品質なカカオの生産地。

グーグルマップでチョコレートと検索すると、1店舗だけ桁違いの1,000件を超えるレビューが寄せられている。一体、どんなお店なのか。早速リサーチに。

高級チョコレート店の外観

気になるその店舗は「La Praline Chocolatier」 カラカスのLos Palos Grnades 地区の辺りということで、ジム帰りに寄ってみる。興奮して舞い上がって爆買いしないように、クレジットカードは家に置いて、少額の現金のみを携えて。

路面店ということもあり、すんなりとたどり着くことができた。しかし、店構えからしてやや高級な雰囲気が漂う。ジム帰りのトレーニングウェアで来てしまったが、ヨーロッパなら憚れそうな装いでも、ベネズエラなら許容してくれるだろう。扉を開けて入店。

La Praline Chocolatierの店内

扉からは想像ができなかったくらい、広々とした店内。ずらりとショーケースに並ぶチョコレート。テンションが一気に上がる。もはや、トレーニングウエアで来てしまったことなど忘却の彼方。店員さんの接客も、服装で見下されている気配はなかった。

何種類あるのだろうというチョコレートの数。ゴディバなど欧州の高級チョコレートブランドなら1個で300円以上はするが、ベネズエラのチョコレート屋さんの値段はいかに。ベネズエラの物価は、得に贅沢品は日本よりも割高なものもあり、値段の見当がつかない。おまけに値段表示もなし。

クレカを持ってこなかったので、手持ちの10米ドルで買える程度に収めないといけないが、一体いくつ購入できるのだろうか。様々な思惑が頭を駆け巡る。率直に店員に値段を尋ねると、大体1個1米ドルくらいとの返事。一瞬、聞き間違えたかと思ったが、確かに1ドルと言った。案外リーズナブルな印象。店内の雰囲気、カラカスの物価を考慮すれば、随分とお得感が湧いてきた。

選ぶのに苦労するほどのチョコレートの種類の豊富さ

チョコレートのメニュー

見せられたメニューの多さに、優柔不断な性格の持ち主なら、選ぶのにどれだけの時間がかかるのだろうかと想像する。あるいは、先客がいれば、接客にも時間を要するだろう。しかし、この日は連休の午後にも関わらず、店内には1組の先客がいたのみで、すでにお会計を済ませていたので、待たされないでスムーズに接客してもらえた。

まず目に飛び込んだのは砂糖無添加の商品。「O’Melange」というナッツがトッピングされた商品を注文すると、これは1個売りではなく、パッケージ詰めされていて、いくつ梱包されているのかは確かめなかったが、値段が17ドルということで、手持ちの予算を遥かにオーバー。今回は断念。

その上の「Orangettes」というオレンジピールをチョコレートでコーティングしたもの気になったが、こちらも袋詰め商品のため、1本売りではないとのこと。幸先がよくない…。

「Cacao」「Trebol」「Chocotof」は1個売りで在庫あり。1個約1ドル、手持ち10ドル、1日1個食べるとして1週間分を購入しよう。

ダークチョコレートの種類も充実

ダークチョコレートのメニュー

ミルクチョコレートと砂糖なしのセクションからはすんなりと選べたが、ダークチョコレートが欲しい。どのチョコレートがダークチョコレートなのか尋ねると、メニューの裏側と説明され、手元のメニューをひっくり返すと、さらなるチョコレートの種類。高まる興奮を抑えるため、手持ちの現金は10ドルのみと自分自身に言い聞かせる。

ダークチョコレートセクションから「Flor de Liz」「Isabel」「Tiramisú」をチョイス。今日はこの辺にしておこう。

チョコレートの工房

そのままレジへ。レジ横には、チョコレートの工房が隣接している。残念ながら、今現在は教室のような催しは実施していないそうだ。

今回は自宅用ということで、簡素にビニールに詰めてもらいお会計。接客で説明された通り、今回選んだチョコレートはすべて1個1ドルだったので合計6ドル。

手持ちの現金でも十分に対応できた。

ジェラートも販売

出入口付近には、アイスクリーム売り場も。最後の最後まで客の心を誘惑させる。今回は、手持ちの現金が乏しいので断念。

今回購入したチョコレートたち

明日から1日1個ずつ食べようと心に決めたはずが、誘惑に負け最初の1つ・ティラミスを実食。野暮ったい安物のティラミスの味ではなく、上品なダークチョコレートの深い味わい。スイッチが入ってしまった。1日1個ルールまで破れ、ホワイトチョコレートのイサベルに手が伸びる。ホワイトチョコレートのまろやかな優しい味が口の中に広がり始めたとことで、80%のダークチョコレートがぐっと味を引き締めて両者が交わった頃に、口の中でチョコレートが完全に溶けてしまった。

このままでは1日ですべて食べてしまいそうな勢いだ。それを抑えるべく、2個実食した段階で、カラカスのチョコレートハントをブログとして記しておこう。

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