7泊9日のハワイ旅も終わり、日本への帰国。復路はANAのエコノミークラスを利用してホノルルから成田まで搭乗。搭乗した飛行機はフライングホヌのKAI チェックインから機内サービス、機内食までをレポートする話。
チェックインはお辞儀からスタート
搭乗するフライトはホノルル11時30分発、成田15時45分着の9時間15分の飛行スケジュール。成田からハワイは7時間ほどのフライトなので、帰りは2時間ほどフライトが長くなる。使用機材はエアバス380、ANAのハワイ路線のシンボル的存在であるフライングホヌのKAI
2階建ての飛行機は、圧巻のスケール。往路の成田からホノルルでも利用したフライングホヌの搭乗記はこちら。
出発時刻ちょうど3時間前に、アナウンスが流れNH183便のチェックイン手続き開始が案内される。従業員が一同整列して、お辞儀。なんという礼儀正しいサービス。ますますANAのファンになってしまう。
搭乗ゲートC4が、セキュリティチェックポイントを通過してから、とにかく遠いのが難点。出発まではANAラウンジで過ごす。
出発予定時刻まで40分ほどの時間を残して搭乗手続きがスタート。
オフシーズンのハワイ便は空席が目立つ
フライングホヌのエコノミー席は3-4-3の配席。座席の前方と後方を分けるパーテンションは空模様に描かれており、機内を広く感じさせてくれる。
ピークシーズンの12月の前ということもあり、空席が目立つ。ざっと見渡した感じ、搭乗率は半数を割るくらい。おかげで、食事以外の時は空席だった4席を利用して横になることができた。年末年始やお盆の時期には、この2階建てのフライングホヌも満席になることを想像すると、ピークを避けて旅行できたのは幸運。
エコノミー席の最後部にはANA COUCHiiが配置されている。事前に3席および4席をブロックしてベッドのように利用することができるというもの。レッグレストを上げることで、横になれるスペースを確保し、さらに専用のシーツやブランケットの寝具、シートベルトが用意される。今回のフライトで利用している乗客はいなかったが、混雑時には利用する価値があるかもしれない。
ベジタリアンメニューの機内食
搭乗開始から25分ほどで飛行機の扉が閉まり、11時37分離陸。いつものように、この離陸前後から眠気に襲われ、寝落ち。30分ほどでスナックが提供される。ラウンジでは控えたお酒だが、機内ではワインをインド映画「Coat」を鑑賞しながら頂く。
離陸から1時間ほどで機内食のサービスがスタート。事前に特別食のベジタリアンメニューを注文済。混雑していると、特別食の食事は先に配膳されても、飲み物のカートが来るまでにかなり時間を要して待つことが多いが、この日のフライトは空席が目立ったので、サービスが早く、飲み物もすぐに提供された。
ベジタリアンメニューはグリーンサラダにポテトサラダ、チーズとドライトマトの前菜に、メインはマッシュルームとナス、パプリカのトマトソースのラビオリ。トマトソースにチーズが溶けていたが、ラビオリの中にもチーズが入っており、味はトマトの酸味ともマッチして美味しくいただいたが、ややチーズ&チーズに胃が重苦しくなった印象。
せっかく機内食を軽くすませようとベジタリアンメニューにしたのに、あまり効果はなく。
配膳も早かったが、トレイを片付けに回って来るのも、乗客が少ないせいかスピーディーで、食べるのが遅いので間に合わず。気にせずに自分のペースで映画を楽しみながら、ハーゲンダッツをデザートに食事を終える。
食事後は、再び眠気が来たので、空席の4席を利用して横になって2時間ほどお昼寝。
着陸まで2時間ほどの残したところで、軽食のサービス。アボカド、ドライトマト、チーズのサンドウィッチ。若干アボカドの鮮度が落ちて黒ずんた見た目は頂けなかったが、胃に負担をかけずに食べられた。
カトラリーがプラスティックだったのは残念。往路の成田~ホノルル便では木製だったので、復路にも早く導入されますように。しかも、ヨーグルトを食べるためにスプーンだけ必要なので、フォークとナイフが必要なのかという疑問も沸く。
着陸が近づくと、機内は感謝の意味を込めた虹のライトアップが始まる。7色の固定概念に縛られていた虹の色の数だが、ハワイの虹は6色と認識されているようだ。
虹のショーを終えると、予定より少し早く15時18分、成田空港に着陸。空席が目立ったおかげで、横になって数時間休めたので、9時間のフライトでもそれほど体への負担やむくみなどは感じずに、快適に過ごすことができた。
1,608ANAマイルを獲得
今回のホノルルから成田までエコノミークラス(K)で獲得したマイルは、459ボーナスポイントを含めて1,608マイル。往路のプレミアムエコノミークラスの搭乗では、3,753マイルを獲得したので、それと比較すると半数以下のマイルだが、それでも夢のマイルでファーストクラスに向けて着実に前進。