イギリスでの休暇から居住地のパプアニューギニアまで戻る最後のフライト。さすがに、ロンドンからアブダビを経由してフィリピンに着いた時には疲労感がぬぐえなかったが、これで最後の国際線のフライト。フィリピン航空の深夜便を利用したときの話。
6時間前でもチェックイン、荷物預入も可能
今回のフライトはマニラを午前12時30分発、ポートモレスビーに8時10分に到着する5時間40分の深夜便。
ニノイ・アキノ国際空港はフィリピン航空の本拠地というもあり、チェックイン開始の案内は表示されていなかったが、18時45分にターミナルに到着し、チェックイン、荷物の預け入れを完了。出発まで6時間ほどの時間が残されていたが、利用する航空会社の本拠地の空港では、チェックインカウンターで行き先を問わず、手続きができることがあり、早めに荷物から解放されるのはありがたい。
チェックインはスムーズだったが、セキュリティは長蛇の列で、かなり時間が取られる。早めにチェックインできたので、時間には問題ないのだが、やはりロンドンからのフライトの疲れのせいか、待たされることが堪える。
出発は30分遅れ
搭乗予定時刻になっても手続きが開始される気配はなく、登場ゲートの前の床で寝そべっている乗客の姿も。搭乗ブリッジに飛行機が接続されず、バスで移動。深夜ということもあり、かなりの眠気。体内時差ではまだイギリス時間のはずだが、やはり長旅の疲れだろうか。
エコノミークラスは通路を挟んで3ー3列の配置。予定の12時30分になってもまだまだ乗客が搭乗してくる。今回は満席ではなく所々に空席が目立った。12時44分、ようやくドアが閉まり離陸に向けて飛行機が動き出す。
前回同様、出発間際になって機内に立ち込める白いスモーク。もはやフィリピン航空名物と言っても過言ではない。午前1時、予定より30分遅れで離陸。
深夜便の機内食はガッツリ系
離陸から45分ほどすると、機内食のサービスがスタート。魚か牛肉のメニューがあったが、魚はすでに在庫がなく、牛肉の夕食が提供される。深夜にしてはかなりボリュームのあるガッツリ飯。
牛肉は柔らかく、深夜には少し重たさも胃に残るものの、味付けはアジアを感じるなじみ深いもの。名物のドライマンゴーももれなく付いてきて、フィリピンらしさの演出を引き立てる。
アメニティは歯ブラシだけで、食事を済ませたらさっさと休もうと思ったが、なかなか寝付けない。やはりまだ体内はイギリス時間のままなので、寝るには少し早いということだろう。とは言え、機内エンターテインメントを楽しむほどの体力はなく、瞑想をしながら過ごす。
出発は30分ほど遅れたが、8時7分に到着ということでほぼ予定通り。深夜便ということで、それほど機内サービスを利用したわけではないが、5時間ほどのフライトは快適に過ごせた。
1221ANAマイルを獲得
今回のマニラ~ポートモレスビーはフィリピン航空のエコノミークラス、Tクラスの利用。往路と同じく、今回のフライトでは1,221ANAマイルを獲得。