いよいよ日本に帰国するための最後のフライト。今回の赴任は1年未満で終わったので、久しぶりに帰国すると言えども、そこまで気持ちが高まるほどではない。それよりも、朝の便でパプアニューギニアを出発したので、何より眠気との闘いの道中、マニラから大阪(関西国際空港)までのフライトの話。
離陸30分待ち
今回はフィリピン航空を利用して、マニラ14時25分発、関西国際空港19時15分着の3時間50分のフライト。
まだ昼過ぎというのに、今朝5時起きのせいか、眠気がずっと続いている。早く帰国してベッドで休みたい…。
14時5分、搭乗開始。エコノミークラスの座席は通路を挟んで3-3席の配列。エコノミークラスに搭乗する際は、トイレに行きやすいように通路側に座ることがほとんだが、4時間程度のフライトならば、トイレの心配もそれほどないので、今回は窓際の席を指定。
機材が古いのか、あるいは短・中距離路線のせいなのか、座席にはモニターなし。映画を観る気力はもはやないので、特に支障はないだろう。乗客のほとんどはフィリピン人のようで、こちらもポートモレスビー~マニラ便と同様、ところどころに空席が目立つ。
フィリピン航空名物?勝手に名物にしているが、出発前に機内に霧のように漂う冷気のお出迎え。14時30分、飛行機が動き始める。ほぼ定刻通りだったが、離陸の順番待ちの為、ここから30分ほど待機。
機内食にはチョコレートのスペシャルプレゼント
離陸待ちの状態の最中、どんどんと眠気に襲われ、ようやく飛行機が動きだしたかなという時点で、寝落ち。離陸したのに気が付かなかった。
1時間ほど飛行して機内食サービスが開始。牛肉とパスタか鶏肉とご飯の2択。前便で鶏肉をチョイスしたので、ここは牛肉。
帰国を一足先に祝うべく、赤ワインで食事スタート。お世辞にも牛肉のメインは好みの味付けではなかった。パスタはスパゲッティにミートソースのようなものを期待したが、きしめんみたいな太さの麺。帰国前の最後のフライトというのに、ちょっぴり残念。
そんな気持ちを晴らしてくれるかのように、残念な機内食に付いてきたのは、チョコレート。年末のフライトというなのか、新年の挨拶がてらの一品。これだけでチョコレートラバーは気分が上がる。
チョコレートの存在を計算していたわけではないが、赤ワインとの相性も良し。気分が高まったら、再び眠りに就く。出発地のパプアニューギニアから計算するトータルで9時間ほどのフライトだが、食べている時間以外はほとんど寝ている状態。早朝便の宿命なのかもしれない。
離陸までは順番待ちで時間を要したが、関西国際空港には定刻通り19時15分に到着。フィリピン航空の素晴らしい定時運行。こうして無事に日本へ帰国。
1,651ANAマイルを獲得
ANAとフィリピン航空の提携により、フィリピン航空はスターアライアンス加盟社ではないが、ANAマイルの加算がされる。今回のマニラ~大阪のフライトでは1,651ANAマイルを獲得。ポートモレスビー~マニラ間で獲得した2,442マイルを合わせると、計4,093マイルが加算された。