ワイキキを離れてハワイの自然を大満喫 レンタカーでオアフ島一周旅

アメリカ

ワイキキのビーチでのんびり過ごすハワイ滞在、時にはアクティブに活動してみようということになり、レンタカーでオアフ島一周にチャレンジ。ワイキキのビーチ周辺は高層のコンドミニアムが立ち並び、ショッピングモールや飲食店が数多くひしめき都会的な印象を受けるが、少し車を走らせればオアフ島の自然の豊かさに気付かせてくれる。

レンタカーの選択から、実際の車の貸し出し&返却手続き、オアフ島のドライブを旅を紹介する話。

オフピークシーズンのレンタカーは前日でも予約可能

日本を出発する前、レンタカーを借りて1日オアフ島を一周するという計画は俎上に上がったが、現地での天気や気分などに合わせて最終決定するということに。

ハワイ到着後、数日はコンドミニアムとビーチでのんびり過ごしていたが、天候にも恵まれ、もっと活動範囲を広げてみようとなり、レンタカーを借りてのオアフ島一周の最終決断が下される。

オアフ島は日本人観光客が多いので、日本語で対応可能なニッポンレンタカーワンズレンタカーが検索からヒット。事故やトラブルに遭ったときのことを想定すると、日本語のサービスはありがたいが、レンタカーの値段が1日200ドル前後と少し割高。おまけにニッポンレンタカーは翌日の予約はオンラインでは受付できないようで、ワンズレンタカーは事業所が滞在するコンドミニアムから少し離れていたので、残念ながら両社とも選択肢から外れる。

「Honoruru」「Rent a car」で検索をかけると、各社の料金比較サイトが表示され、見積もり。1日100ドル前後で車が借りれそうなので、そのまま予約へ。選択されたレンタカー会社はAVISだったので、知名度からしても大丈夫だろう。翌日の車の予約も可能ということで、ピックアップ時間を9時に設定して、2日間の日程で申し込み手続き完了。

レンタカーカウンターは朝から大行列

レンタカー手続きの行列

ピックアップ場所の住所は2330 Kalakaua Aveと表示され、International Market Placeの住所と同じになっていたが、モールの中にAVISの代理店を見かけて記憶がなく、一瞬迷う。近くのお店の警備員の方に尋ねると、モールの入り口から奥に進んで行ったところにデスクがあるから、そこで手続きができるということだった。

教えられるままにモールの中に進むと、人気レストランの朝食メニュー目当てなのか行列が目に入る。肝心のレンタカーの受け付けを探していると、どうやらこの行列がレンタカーの手続き待ちということが判明。何ということだ。

9時にピックアップを申し込んだので、その直前にたどり着いたが、結局順番が回って来るまでに1時間も要した。先の予定に予約時間などがある場合は、時間に余裕を持ってこのデスクに来ることをお勧めする。

AVISとBudgetの受け付けデスク

待っている間に、他の客との立ち話に花が咲く。ホノルルでの滞在中にしたことやお勧めのレストランなど。シアトルからきたというアメリカ人から「Shake Guide」というアプリを教えてもらう。旅先のプランを購入すると、それぞれのスポットを細かく案内してくれるようで、車での観光にも最適だそう。

予約順番が回ってきて手続き。必要だったのは、国際免許書、日本の免許書、申込時のクレジットカード。保険はフル補償のプランに申し込んでいたつもりが、補償が何も付帯されていないことを指摘され、その場で付け加えてもらうことに。2日間のレンタルで258.4ドル(=約4万円)

手続きしている間に、人が割り込んできて予約なしでも今日の車の空きがあるか尋ねていた。11月のオフピークシーズン、予約なしでも当日に車の台数に余裕があるようだ。

アメリカでの車を借りるのは初めてで勝手が分からなかったが、受付デスクは文字通り、手続きをするのみで車の受け渡しに従業員は立ち会わず、モールの駐車場まで上がって自分でピックアップ。返却時も同様の手続きのようだ。

受け付けデスクが閉まってからの車を返却する際は、モールの別の場所にある返却ボックスに鍵を戻すようにと説明を受け、手続き完了。車のボティの傷チェックなども一切なし。駐車場で車を見つけるのに一苦労したが、無事に白のセダンを発見していざ出発。

道に迷い時計回りでオアフ島一周

レンタルした車

手配された車はオートマタイプだったので、運転にはそれほど慣れは必要なく、現在の居住地のベネズエラも右側通行なので、特に違和感もなくハワイでのレンタカー旅スタート。

計画ではワイキキ中心地からダイヤモンドヘッドに向かい、反時計回りにオアフ島を一周しようと考えていたところ、中心地から高速道路までの道のりは順調に進めたが、どこでどう間違ったのか、反対側の高速道路に進入してしまい、反時計回りではなく時計回りに車が進む。

途中どこかで軌道修正を計ろうとしたが、高速道路区間で方向転換できそうな場所は見当たらず。反時計回りでもそうでなくても、車でオアフ島を巡ることができればそれでいいのだ。

オアフ島一周と言っても、道路が整備されていない地域もあるので、実際には島の右側半分を半周するイメージ。のんびり進みながら、どこかのビーチで持参したお昼ご飯を食べて、気になるところで立ち止まってワイキキまで戻ってこよう。

ワイキキを離れれば、自然豊かな印象のオアフ島

オアフ島の北部のビーチ

ワイキキ中心地は、余る土地がなくコンドミニアムが空へ空へと伸びているが、ひとたびワイキキを離れると、オアフ島は自然豊かな島であることを実感させられる。緑溢れる大地に、ユニークな形状の山々がそびえ立つ。

ワイキキ周辺は片側4車線の高速道路が続いたが、いつからかビル群から自然へと景色の移り変わりとともに片側一車線の道路を走行していることに気付く。オアフ島北部にあるサンセットビーチを目指して北上。

北部のビーチは波が立つのでサーファーに人気の場所のようだ。ワイキキのコンドミニアムとは打って変わり、一軒家が続くオアフ島北部。ビーチの近くでも駐車場はそれほど整備されておらず、車道脇に路駐するような形。なかなか空きスペースが見つからず、車を停められず。

オアフ島北部にあるFoodland

結局、Foodlandの駐車場に停車。コーヒーを買ってからビーチへ。コンドミニアムで作って持参した昼食で休憩。観光客の数がワイキキのビーチとは全く比較にならない。

なんとも贅沢な静かなビーチ。

天候は穏やかだったが、波はかなり立っており、サーファーたちが次々に技にチャレンジしている姿に見とれる。お昼ご飯を軽く頂くと、ビーチでのんびりというプランは立消え、サンセットビーチをそのまま通り過ぎ、オアフ島北部から今度は南下していく。

Koneoheまでは順調だったが、またしてもここで、高速道路の方向転換で迷う。ダイヤモンドヘッドの方へ進んで行きたかったのに、気が付けば島の中腹部を通ってワイキキを目指していた。これはもう仕方あるまい。ワイキキまで戻って、ダイヤモンドヘッドの方へ向かおう。

ハワイの自然を感じられるレンタカー旅がお勧め

ダイヤモンドヘッド

ワイキキ中心部から見えるダイヤモンドヘッドの姿は、山の反対側に回るとその頂きがポツンと突き出した姿に見え、全く違った印象を与えてくれる。

レンタカーであちこち色んなスポットを回ったというわけではないが、ゆっくりと島を回ってみて、オアフ島の自然の豊かを教えてもらえたのが貴重な体験となった。オアフ島ではワイキキでわいわい楽しく過ごす休暇もいいが、少し離れて島本来の自然の姿を感じるためにも、レンタカーを借りて島を巡るのはお勧め。

前に停車した車に生首!?

ハワイの自然を満喫したら、後は車を返却するのみ。再び、ショッピングモールの駐車場に向かう。途中、前に停車した車に生首が見えたので驚かされたが、服飾関係の仕事のドライバーなのか、どうやらマネキンのようだ。

ガロン表示のガソリンスタンド

レンタカーの返却前にガソリンスタンドへ。ガソリンを満タンにして返さないと、割高なガソリン代がチャージされると受付の際に案内されていたので、自力で給油。

ガソリンスタンドの端末の操作はそれほど複雑ではなく、唯一、リットルではなくガロン表示なのがアメリカらしさを感じさせられた。

6.6ガロン、約25リットル給油。お値段31.74ドル(約5,000円)。

受付時に渡された書類に走行距離や返却日などの必要事項を記入して、ショッピングモールのレストランフロアの奥にある事務所の入り口付近に設置された返却ボックスに鍵とともに返却。

車体のチェックも当然なく終了。エレベーターで出会ったドイツ人の観光客は、なんでこんな奥まったところまでわざわざ鍵を返却しにこないといけないのか、受付に返却ボックスを置けば済む話だろ!となぜか不満をぶつぶつを述べていた。

後日、クレジットカードに請求された料金は、受付時の料金と同額で、追加のチェージは一切かからず。こうしてハワイでのレンタカーでオアフ島一周が無事に終了。

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