全日空・ANAラウンジ@ホノルル・ダニエル・K・イノウエ国際空港

アメリカ

ハワイでの夢のような1週間は瞬く間に過ぎ去ってしまい、いよいよ帰国の日を迎える。帰国便はANAのエコノミークラスを利用して、ホノルルから成田まで。旅立ちの瞬間まで、ANAラウンジで最後のハワイの景色を目に焼き付けながら過ごす話。

ANAラウンジからはKAIの姿

ANAラウンジの案内表示

チェックインを済ませたら搭乗ゲートのC4まで。これがかなりの距離。文字通り空港の端から端まで移動しているよう。幸いANAラウンジは、ラウンジ室内から直接、飛行機に搭乗できるような構造になっているので、文字通り、搭乗口の傍ということで、これ以上、ラウンジを探して歩く必要はない。

入り口の右手がファーストクラス及びダイヤモンド会員などのANA SUITEラウンジ、左手がビジネスクラス、プレミアムエコノミーなど利用客用のANAラウンジ。帰りの便はエコノミークラス利用のため、スターアライアンスゴールド資格を利用してラウンジに入室。

搭乗するANAのKAI、視線の奥にはダイヤモンドヘッド

ラウンジ内はとっても広々とした空間が広がり、さらには自然光をたっぷりと取り入れられるようなデザインになっているので、空港内とは思えないくらいの明るさ。

ラウンジの目の前には、これから搭乗するANAのフライングホヌ2号機のKAIの姿。近くで拝見すると、あらためて2階建ての飛行機の機体の大きさの迫力に圧倒される。飛行機好きにはたまらない、このラウンジからの眺め。出発までの時間を、機体と対面しながらくつろぐごとができる。

その機体の大きさからフライングホヌへ衝動的に視線が向かったが、さらに奥に広がる景色へと目を向けるとホノルル中心地のコンドミニアムのスカイクレーパーにダイヤモンドヘッドの姿まで見渡せる。出発直前までハワイの象徴的な風景を目に焼き付けることができる憎いラウンジ空間の演出。

十分なスペースに加え、チェックインを早く完了させてラウンジに到着したので、利用客の姿もまばらで、しばらくは静かに過ごすことができた。

ラウンジ飯はハワイの名物から本格的な日本食まで

ラウンジ内のうどんコーナー

ラウンジから見える景色には満点を上げたくなるくらいゆえ、ラウンジ飯にも期待が高まる。ANAラウンジの定番のカレーはもちろん、アサーイ、ビスクスープ、ガーリックシュリンプなどハワイらしい料理も並ぶ。

日本国内のANAラウンジではヌードルバーが設置されている場所もあるが、こちらホノルルの空港内のラウンジは、ヌードルバーならぬヌードルコーナーがあり、うどんが提供さえている。これから日本へ帰国するのに、日本食に誘惑される。嬉しいポイントは2つ。この麺、日本3大うどんの1つ、稲庭うどんに加え、おつゆが温かいものと冷たいもの両方が用意されている。さすが日系航空会社の気配り。

ラウンジでご飯が食べられることは分かっていたが、コンドミニアムのオーシャンビューのテラスを最後に満喫するため、水平線に見とれながらガッツリと通常の朝ごはんを食べてきてしまったので、あれもこれもラウンジ飯を試せるだけのスペースが残念ながら胃袋には空いていない。

ハワイ最後の思い出にラウンジでガーリックシュリンプ

それでもハワイ最後の思い出にガーリックシュリンプをチョイス。これから日本に帰るのに、稲庭うどんの誘惑には勝てず、こちらもお椀一杯いただく。ダイヤモンドヘッドを見納めながらガーリックシュリンプを頬張る。何とも素晴らしいハワイ旅行の締め。

ハワイアンカクテも飲めるラウンジバー

搭乗するフライトは午前中の便ということで、朝からはアルコールを飲む気にはなれず。ANAラウンジでは、アルコールの提供も実施しており、ブルーハワイアンんやマイタイなどハワイ名物のカクテルを提供しているが、これを楽しめないのは残念。

もちろんラウンジ利用客の中には、時間なんて関係ないと、カクテルにワイン、ビールまで次々と飲み干している方もいてあっぱれ。

入室したときの静けさはいづこへ。さすがに搭乗時間が近づくにつれて、ラウンジ内も少し混雑し始める。最後にもう一度、ワイキキの方角を眺めてからラウンジを後にして、帰国便の搭乗へと向かう。

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