日本への一時帰国を終え、赴任先のベネズエラに戻る日を迎える。今回のフライトも、着任時同様、ターキッシュエアラインズを利用して、大阪からイスタンブールを経由して、ベネズエラの首都・カラカスまで。イスタンブールまでの便に搭乗するまで、ANAラウンジで日本での最後の時間を過ごす話。
シャワーがないのが残念なラウンジ
今回のターキッシュエアラインズのチェックイン、保安検査はスムーズに済み、出発までラウンジで十分に休める時間を確保できそうだ。利用するターキッシュエアラインズは全日空と同じスターアライアンス加盟社なので、スターアライアンスゴールドの資格を利用してラウンジを利用する。
関西国際空港のANAラウンジは北ウィングの搭乗口15番付近に位置する。成田空港のANAラウンジと比較すると、手狭な印象がぬぐえないラウンジ。
これまでは、スターアライアンスゴールド以外にプライオリティパスを利用して午前11時から午後9時30分までANAラウンジの利用が可能だったが、契約終了に伴い、2024年11月30日をもって、プライオリティパスでのANAラウンジの利用は終了。
その分、利用客は減ると予想されるが、いかんせん、そもそものラウンジのスペースが余り広くないので、その影響は限定的だろう。
関空のANAラウンジの難点はシャワーが設置されていないこと。深夜便なので、搭乗前に体をすっきりさせたいところだが、シャワーブースがないので仕方ない。
ラウンジカレーで最後の日本食を堪能
今回の日本一時帰国中は、ハワイへの家族旅行がメインだったので、日本に滞在したのは実質3日ほどだけ。十分に日本食を味わえたとは言い難い。
日本を旅経つ直前、機内食が提供されることは想定済だったが、ラウンジ飯で最後の日本食を味わい尽くす。ラウンジカレーが今回の滞在の最後の日本食となった。
このラウンジカレーは安定したおいしさで、ラウンジの定番中の定番メニューである所以が理解できる。
ラウンジカレーを美味しく頂くと、これからしばらく日本の食文化から遠ざかることが無性に寂しく感じられた。今回の帰国では、思う存分日本食を食べる機会をそれほど持てなかったせいもあり、その気持ちを紛らわすべく、ラウンジで提供されている日本のウィスキーも少しばかり頂戴する。さすがに酔いが回り始めた気がしたので、1杯だけにとどめておく。
関西国際空港の国際線北ウィングのANAラウンジは午後9時30分をもって営業終了ということで、午後9時40分からのターキッシュエアラインズ搭乗開始時刻のギリギリまで滞在。最後の方は、ほとんど利用客もおらず、ラウンジ内には静寂な時間が流れていた。
搭乗まで十分な休憩を取りながら、最後の日本食を味わったら、いよいよ長時間のフライトに向かうべく、ANAラウンジを後にする。