大阪~シンガポール/シンガポール航空(SQ619)エコノミークラス

フライト

友人家族と会うため、タイのプーケットまで、まずは大阪からシンガポールまではシンガポール航空、その先のプーケットまではスクート航空で向う。今回は、前半の大阪からシンガポールまでのフライトの話。

優先チェックインで時間の節約

チェックインカウンターには既に行列

前回、大阪からシンガポールまでの便に搭乗した際は、SQ623の深夜便だった。今回のSQ619便は、関西国際空港午前10:55分発、シンガポールチャンギ国際空港午後4時40分着の6時間45分のフライト。使用機材はボーイング787-10

出発3時間前に関西国際空港に到着すると、シンガポール航空のチェックインカウンターには既に行列。スターアライアンスゴールドメンバーのステイタスを利用して優先チェックインを利用。幸い、1組が前に並んでいただけだったので、すぐに搭乗手続きの順番が回って来た。

スターアライアンスゴールド資格の利点はいくつかあるが、この優先チェックインは時間を節約できるので重宝する。

荷物は最終目的地プーケットまで直接送られる

シンガポールのチャンギ国際空港到着後、プーケットまでの便の乗り換え時間が1時間45分しかないが、その乗り継ぎ便となるスクートはシンガポール航空のグループ会社なので、荷物は最終目的地プーケットまで直接運ばれるため、乗り換え地のシンガポールで荷物をピックアップする必要なし。これならば、少々タイトな乗り継ぎ時間でも問題はないだろう。

チェックイン時には、JALのサクララウンジ利用券か空港内の売店で利用できる2,000円のバウチャーのオファーに加え、保安検査の優先レーンの利用券も渡された。訪日外国人の増加で、どこの空港も混雑しているので、スムーズに手続きが済むのは本当にストレスフリー。

さすが世界No.1のシンガポール航空

エコノミークラス席

出発30分前の午前10:25分、搭乗開始。区分されたグループごとに機内へと案内されるのだが、その順序を巡って搭乗口は少しカオス状態だった。

エコノミー席は2つの通路を挟んで3-3-3の配席。満席ではないが、8-9割の搭乗率といったところ。幸い隣の席は空席だったので、少しゆったりとくつろげる。

全ての乗客が搭乗して10時52分に扉が閉まると、10時54分には飛行機が動き始める。シンガポール航空の素晴らしい定時運行。今回は乗り継ぎ時間が短いため、定時運行は次便に乗り継げるかどうかの鍵を握ると言っても過言ではない。

定時運行に加えて、客室乗務員のサービスも素晴らしい。トイレに立つと、ギャレーで作業していた客室乗務員と目が合う。笑顔を反応された上、「何か飲み物はいりますか?」と気遣いを見せてくれる。他の航空会社、特に欧米系は、乗客が要望を伝えない限り、こうした気遣いは期待できない。

こうした客室乗務員のサービスの高さも、英国スカイトラック社の2023年の調査で、シンガポール航空が世界一の航空会社に選ばれた所以だろう。

日中のフライトは映画三昧

日中のフライトは映画三昧で過ごそうと思っていたが、早起きのせいか離陸してから30分ほどすると、軽い眠りに落ちる。

食事の前に提供されたスナック

午前11時52分、スナックが提供される。ワインかお茶か迷ったが、ここはウーロン茶を選択して映画鑑賞を始める。1本目は「Road to Boston」、マラソンの孫基禎選手を題材にした話。ベルリンオリンピックでの功績、日韓の歴史的な問題は言及するまでもないが、孫選手のオリンピック後、ボストンマラソンでの後進の育成と指導に果たした役割は未知だったので、学びのある映画に、感動のシーンもあり、思わず機内で涙してしまう。

これで韓流ブームに火がついたのか、2本目は「パラサイト 半地下の家族」アカデミー作品賞を受賞した作品でよく知られているので内容は割愛。

3本目は一転、エルビスプレスリーの生涯を描いた「Elvis」を選択。しかし、今回のフライトは中距離の路線なので、残念ながら映画は最後まで観終わることができず。帰りの便までとっておこう。

世界No.1航空会社の機内食は?

事前オーダーのシーフードメニュー

午後1時15分、機内食が運ばれてくる。今回は事前にオーダーしたシーフードメニュー。ラウンジで朝食を食べていたので、離陸から少し時間をおいて提供してくれたのはグッドタイミング。

見た目は随分とシンプルな感じ。サラダは特筆なし。単なる生野菜。メインは、高菜だろうか、葉物の混ぜご飯に、イカ、サトイモ、パン。っえ?シンプル過ぎない?世界一の航空会社ゆえに期待が高まり過ぎたのか。ちょっと残念な印象。

パンの下に隠れていた海老とキンメダイ

パンを持ち上げてみると、その下には海老とキンメダイが隠れていた。ようやくシーフードメニューらしい見栄え。

機内食あるあるかもしれないが、ご飯が盛られているメニューにパンが必要なのか?世界一の航空会社ゆえの宿命か、必然的に機内食への期待も高まってしまっていた。

デザートはハーゲンダッツ

食事は少し期待外れ感が否めなかったは、デザートにはハーゲンダッツのアイスクリーム。これで満足度が少し高まる。

食事も済み後は、着陸を待つのみ。シンガポール現地時刻で午後4時15分に到着。ちょっぴり残念だった機内食を除けば、客室乗務員のサービス、定時運行、機内設備、さすがシンガポール航空と思わせるフライトだった。

ANAマイルは加算されず

今回のフライトの航空券はシンガポール航空のサイトから出発の約2週間前に購入。関空からプーケットまで73,110円。直前の購入、かつゴールデンウイーク前後という時期を考慮するとかなり割安な印象。

しかし、このチケットは、エコノミークラスのNクラスだったため、同じスターアライアンスのANAのマイレージ加算されず。

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