ニュージーランドのクライストチャーチに到着したのは午前1時前。入国審査は自動ゲートですんなりと通過できたのだが、検疫の検査が厳しく、長蛇の列。結局、Uberを呼んで空港から出られたのは午前1時40分を回っていた。無事にAirbnbに到着したのだが、そこで待っていたのは、トイレの場所がわからず、トイレに行けなかったという話。
深夜の到着にはセルフチェクインが便利
フライトが深夜に到着するため、まず最初に頭に浮かんだのが空港すぐそばのホテル。しかし、お値段がなかなかな上、チェックアウトまでぐっすり寝る時間もないだろうと断念。
Airbnbの選択肢を探る。住居の一室に滞在させてもらうにしても、到着時刻は深夜。少々、迷惑な時間帯なので、宿泊先を選ぶ際にセルフチェックインができるところをチョイス。
これは、電子オートロックの扉だったり、キーボックスが玄関扉のそばにあったりなど、家主が立ち会わなくても入室できる滞在先。クライストチャーチにもいくつかセルフチェックインができる選択肢があり、予約の段階で深夜便で到着する旨を知らせると、家主は快く快諾してくれた。
事前に知らされたのは、入室するための玄関扉の暗証番号と、入室してすぐ右手が滞在するゲストルームということ。空港からUberで20分ほどで滞在先に到着。玄関の扉は点灯したままにしてくとの家主からの事前のメッセージ通り、その灯りが目印となり、扉の暗証番号の入力もスムーズに進み、入室。
ゲストルームに荷物を置き、落ち着く。すでに午前2時。時差の都合上、体内時計はまだ午後11時だが、それでもそろそろ就寝時間。
扉が同じデザインでトイレの場所が不明
ゲストルームには滞在の注意書きのようなものがあり、22時以降はシャワーの利用はご遠慮と書いてあり、その理由としては家主の部屋とシャワールームが隣り合わせで、物音が睡眠の妨害になるからということだった。
歯を磨いて、トイレを使用するくらいなら午前2時でも問題ないだろう。ゲストルームを出て、廊下に出るも真っ暗。通路の電気のスイッチがどこにあるか不明だったので、携帯のライトを頼りに進む。
キッチンだけは、唯一ガラス扉で内部がのぞき見えたので、その場所が確認できたものの、あとの扉に関してはすべて同じデザイン。トイレっぽい扉がない!!!
もう一度、ゲストルームに戻って、注意書きを確認するも、トイレの位置までは記されていない。再び、携帯のライトを頼りに廊下を歩くも、5つある扉のうち、2つまでしか絞り込めない。ベッドリネンやタオルが締まってある扉の両サイドの扉。どっちだろう。
でも、家主の寝室を誤って開けるわけにはいかず、ここは台所に向かい、歯磨きを流し台で済ませる。
最悪、外に出て用を足すということも頭をよぎったが、幸い、歯を磨いた後、尿意をそれほど感じなかったので、そのまま就寝することに。
朝になり、トイレの位置が判明
深い眠りから覚めると、午前9時を回っていた。さすがに朝はトイレに行きたくなる。夜のトイレの扉が判明しなかった記憶が蘇る。夜は閉まっていた1つの扉が開いており、扉の隙間からテレビ台が見えた。ということは、これが家主の寝室と仮定して、その部屋とトイレ・シャワールームが繋がっているので、その隣の扉を恐る恐る開けると、洗面台が目に入り、ついにトイレの場所問題が解決。
家主だけが居住しているかと思いや、Airbnb以外にも部屋を貸し出しており、さらに2人の居住者がいた。夜に、2択で迷った扉の1つは、そのうちの1人の居住者の部屋だったので、トイレを我慢して開けずに済んでよかった。
Airbnbの深夜のチェックインは、セルフチェックインによって問題なくスムーズにクリアできたのに、まさかトイレの場所が分からず、用を足せないまま就寝することになるとは、想像もつかない出来事が旅の初日に待ち構えていた。