ニュージーランド南島のドライブ旅の始まり。今回は、クライストチャーチからテカポ湖までの道のり。昨日、クライストチャーチの空港でレンタカーをピックアップして、空港からクライストチャーチ市内までは運転をしたので、少し気持ちにも余裕が生まれた中、満点の星空が見られることで名高いテカポ湖までのドライブの話。
高速道路の運転は超簡単
本日のドライブ旅となるクライストチャーチからテカポ湖までは約238キロ、3時間ほどの道のり。テカポ湖には温水プールがあり、11時オープンなので、ゲストハウスのチェックインまでプールでくつろぐため、８時15分クライストチャーチ出発。
市内中心部は昨日運転したばかりなので、過度な緊張もなく、携帯のマップ案内に従って進む。まずはカフェインを注入すべくスターバックスを目的地に設定。
テカポ湖までの道のりのスタバはドライブスルーがなかったので、ショッピングモールのような駐車場に車を停めて、コーヒーを頂く。カフェインが体内に注入されたところで、気合を入れてドライブ旅のスタート。
平日の午前中、出勤時間帯ということもあり、クライストチャーチ市内はそこそこの交通量だったが、高速道路に近づくにつれて車の数もどんどん減っていく。
高速道路の入り口というものは特別設置されておらず、一般道からそのまま連結して気付けば高速道路を走行中。片側一車線で制限速度100キロ。まだ海外での運転に対する不安が完全に拭えたわけではないので、80－90キロ前後で車を走らせる。
高速道路とはいえ、中央分離帯も側壁もない。かといって歩行者や自転車を見かけることもなく、運転しやすい。
NZドライブあるある、車道に無残なXXXXX
高速道路の運転の緊張が少しほどけ、景色を楽しむ余裕が生まれる。１時間ほどで目の前に広がる景色が次々と移ろう。山脈が遠くのほうに見えたかと思えば、しばらくすると、山頂が雪に覆われた山が姿を現す。単調な高速道路の運転を全く飽きさせないかのような自然の演出。
この景色の演出は見事なのだが、車道に目を向けると、ところどころに動物の死骸が…。高速道路は柵などで囲まれていないので、動物が横断する際に、車と接触してしまうのだろう。そういうことも起こり得るなと思っていると、思いのほか、その数が予想以上に多い。少し気持ちが沈む。
３時間ほどのドライブだったので、スタバ以外の休憩は取らず、テカポ湖まで一直線。途中から雲行きが怪しくなり、テカポ湖に近づくころには雨がぽつりぽつり。「テカポ湖」の道路標識が見えたころには、目の前にその美しい湖が広がった。
あいにくの天気なので、湖の色も少しくすんでいるようにも見えたが、それでもグリーンがかったその色は神秘的な雰囲気させ漂わせる。終盤は天気に恵まれなかったが、第１日目のドライブは目的地のテカポ湖に正午に無事到着。初めてのドライブ旅の達成感に満たされた１日だった。
