Café Quindío Génova
先月のコーヒーは偶然の巡り合わせによってもたらされ、味も気に入り1カ月も経たないうちに飲み切ってしまった。このコーヒーはレギュラーメンバーに入れるとして、まだまだ宝探しのごとく新しいコーヒーを開拓しよう。
想定外に早く7月のコーヒーが無くなったため、買い物ついでのスーパーで次なるコーヒーを物色。袋詰めされて販売されるコーヒーがほとんどだが、その中で唯一、箱に入って売られていたのがCafé Quindíoのコーヒー。
箱入りの場合、お土産にも最適なので、事前に味の調査もかねて今月のコーヒーに選定。
早速、中の袋を開けてみると、光の加減かもしれないが、コーヒーの粉の色味が薄く、黒というよりは茶色に近い色合い。また、袋を開けた瞬間、閉じ込められていた香りが放たれて、コーヒーの世界が空間に広がるということもなかった。
早速コーヒーを試してみよう。コーヒーメーカーがボコボコと沸騰する音を立てるが、やっぱり香りが充満してくることはない。1口含んでも、アロマティックさは広がらない。若干酸味を感じるが、それほど気になるというレベルではない。この一瞬の酸味が通り過ぎると、後の口当たりも滑らか。一瞬、コーヒーを飲んでいるのを忘れかけそうになるくらいあっさりしている。
酸味も濃いコーヒーも苦手という方にお勧めできるコーヒーだろう。逆に、朝の目覚めの1杯に濃いコーヒーを期待している場合は、拍子抜けとなるかもしれない。
箱入りコーヒーという事でもっと個性的な味を期待していたが、意外と普通。でもこの方がお土産に癖のあるコーヒーで賛否が分かれるより、受け入れてもらいやすいのかもしれない。また、Café Quindíoはカプセル型のコーヒーも販売しており、こちらの商品も、色鮮やかな鳥のデザインが施されお土産にもおすすめ。
