コロンビアからトルコを経由し、最終目的地のチューリッヒまでのフライト(TK1911)、飛行時間は2時間55分。
優先搭乗は機能せず、カオス状態
8月のバカンスシーズンということもあり、搭乗ゲートには夏休みの旅行を終えたとみられる親子連れや観光客でごった返している。
出発時刻が遅れているようだが、いまにも搭乗が始まるかのように、乗客がゲートの前に列を成している。地上職員が上手に説明していないせいか、優先搭乗やサポートが必要な乗客が並ぶ列に、対象外の乗客が列を成している。さらに、ビジネスクラスの優先搭乗スタートと同時に、エコノミークラスの搭乗手続きも開始されたため、カオス状態。何とか混雑を抜けて機内へと向かう。
食事サービスは短距離路線でも充実
座席について間もなく、ウェルカムドリンクが運ばれひと息つく。シートは、左右2列ずつの配置のため、ゆったりとくつろげる。イスタンブール~チューリッヒ路線では、機内では客室乗務員もマスクを着用していない(2022年8月上旬現在)。
ビジネスクラスというだけあって、スーツに身をまとった乗客もちらほら。ドイツ語、フランス語、英語が飛び交う。
間もなく、CAの方がメインディッシュの注文を取りにきてくれた。自宅を出発してから1日は経過しており、もはや昼食なのか夕食なのか、位置付けが不明になる。トルコ時間に合わせると、夕食のサービスとなるが、それほど空腹感はないので、パスタをチョイス。
メインディッシュが準備されるまでの間、前菜が運ばれてくる。3時間弱の国際線だが、食事のサービスは充実している。
勢い余って、メインディッシュが運ばれてくる前に右上のデザートに手を出してしまった。
メインのパスタは、ミントソースのグリーンからが目を引いたが、特筆するような味わいではなかった。しかし、すでに旅の終盤で胃にも疲れが出てきているので、このような状態の時は、肉類より軽めにパスタが賢明な選択。
3時間の国際線ビジネスクラスは価値あり?
今回のチケットは、コロンビアからトルコ経由スイスまでのチケットを通しで予約したので、3時間ほどの飛行時間でもビジネスクラスの利用となった。
16時間ほどの飛行時間がかかるコロンビアからトルコはビジネスクラス利用の価値ありだが、トルコからスイスまではエコノミーでも十分かもしれない。短距離の国際線のシートはフルフラットになる仕様でない上、離陸して食事を済ませると、まもなく着陸とぐっすり休むほどの時間的な余裕はない。
ただし、すでに移動の疲れが出始めていたので、3時間とは言え、ゆったりとしたシートでくつろげるのはビジネスクラスのメリットでもある。
ANAマイルは1,372マイル加算
短距離の国際線だったが、ビジネスクラスの利用ということもあり、スターアライアンスメンバーのターキッシュエアラインズのフライトでANAのマイル1,372マイルを獲得。プレミアムポイントも1,772ポイント加算された。