AEROVIPラウンジ@シモン・ボリバル国際空港(ベネズエラ・カラカス)

ラウンジ

ターキッシュエアラインズを利用して日本への一時帰国。ベネズエラの首都カラカスからイスタンブールまでの便に搭乗するまで、シモン・ボリバル国際空港のAEROVIPラウンジで過ごした話。

チェックイン時にラウンジアクセス券を申請

ベネズエラから国際線を運航している航空会社は、ターキッシュエアラインズ、TAPポルトガル航空、エアヨーロッパ、アビアンカ航空などに限られており、シモン・ボリバル国際空港に航空各社のラウンジが設置されているのか定かではなかった。

ターキッシュエアラインズのチェックインカウンターで荷物を預けた際、スターアライアンスゴールドの資格で利用できるラウンジを尋ねると、搭乗券とは別にラウンジ利用券を発券してくれた。この券がなければラウンジを利用できない可能性もあったため、チェックイン時に確認しておいて大正解。

ラウンジ利用券

ターキッシュエアラインズのラウンジがシモン・ボリバル国際空港内に設置されているとは思えなかったが、どのラウンジにアクセスできるのか、ラウンジの名前をはっきりと確認せずに、大体の位置だけを尋ね、保安検査等を通過して、ラウンジがあろうエリアに到着。

プライオリティパスでアクセスできるラウンジ

「Salón VIP」の文字が目に飛び込んできて、ターキッシュエアラインズと同じスターアライアンス加盟社のTAPポルトガル航空のマークが扉に表示されている。さらにプライオリティパスでもアクセスできるラウンジのようだ。

勢いよく扉を開けて入室するも、中は文字通り閑古鳥状態。何度か大きな声であいさつすると、ようやく中から職員の方が現れたが、誰一人利用客がいないラウンジから、このラウンジにはアクセスできないことを悟る。

その予想通り、職員の方がこのラウンジではなく別の場所のラウンジを利用できると案内してくれた。シモン・ボリバル国際空港の国際線出発の搭乗口はそれほど広くはないので、5分も歩かないうちに、教えられたラウンジに到着。

滑走路のパノラマが広がるラウンジ

AeroVIPラウンジの入り口

ターキッシュエアラインズに搭乗する際、スターアライアンスゴールド資格で利用できるのはAeroVIPラウンジということで、その入り口に到着。チェックイン時に発券してもらったラウンジ利用券を提示して入室。

ラウンジの内部

空港の設備の状況から、それほど期待はしていなかったが、その予想通り。ラウンジとはいえ、特段豪華な設備があるわけでもなく、喫茶店のような雰囲気。利用客も少なく、出発まで静かにくつろげそう。

ラウンジの窓からは滑走路を見渡せる

ラウンジの窓の前には、滑走路を見渡すことができ、飛行機の離着陸を眺めながらラウンジで過ごすことができる。とは言え、シモン・ボリバル国際空港からの発着便の数は限られているので、数分置きに次々と飛行機が飛び立つハブ空港とは異なる。

ラウンジ飯は軽食中心

ラウンジのフードコーナー

気になるラウンジ飯だが、バイキング形式の食事は提供されておらず、サンドウィッチとデザートのブラウニーなどの軽食メニューが中心。昼食にサラダを食べたかったが、叶わぬ望みに。

ラウンジ飯

ひとまず空腹を満たすため、チーズの入ったパンとクリームのかかった菓子パンを手に、飲み物は普段はほとんど飲まないロゼに炭酸水。

食事は軽食のみで期待外れだったが、食事コーナーとは別にお菓子コーナーが設けられており、クッキーやマフィンが提供されていた。

ラウンジ内のお菓子コーナー

提供される食事の面では、少し物足りないラウンジだが、出発直前になってもラウンジ内には空席の席が目立つくらいだったので、静かに出発直前まで過ごせるという面では、このラウンジは悪くはない選択肢。

出発まで十分にリラックスして過ごしたら、12時間近いカラカスからイスタンブールまでのフライトの搭乗に向かう。

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